外交文書公開で第三者機関=「原則開示」を徹底−外相(時事通信)

 岡田克也外相は27日、三重県桑名市で講演し、作成から30年を経た外交文書の公開について「外務省の官僚だけに判断を任せるのではなく、第三者を入れたり、国益にかかわる判断は大臣や副大臣が行う形にしなければならない」と述べた。文書開示の是非を事務当局が判断している現行の仕組みを見直し、公開について審査する第三者機関を設置した上で、政治主導で決定する制度に改める考えを明らかにしたものだ。
 最長30年の保存期間が満了した外交文書の扱いは現在、外務省の外交記録審査室が決めている。ただ、「現在の安全保障や他国との信頼関係に影響を及ぼす恐れがある」などの理由で非開示となっている文書も多い。
 これに関し、外相は「過去の日本の外交について、判断が間違っていたケースも、やむを得なかったケースもあるだろう。そういうことが国民レベルで議論できるように思い切って公開していく」と述べ、「原則開示」の方針を徹底する意向を強調した。 

【関連ニュース】
【特集】「陸山会」土地購入事件〜「小沢氏、幹事長を辞任すべき」72.5%〜
「大政翼賛会」は続かない〜民主・渡部元衆院副議長インタビュー〜
なれ合い政治から脱却を〜自民党・園田幹事長代理インタビュー〜
自民の歴史的役割終わった〜自民・舛添要一前厚生労働相インタビュー〜
小沢氏を怒らせた「農業土木一家」

アグネス・チャンさん ソマリアの苦境 帰国報告で訴え(毎日新聞)
<ホッキョクグマ>双子の父、古巣・札幌へ(毎日新聞)
<大津波・津波警報>北海道と青森間特急列車など84本運休(毎日新聞)
民主党「七奉行」が会合、参院選「厳しい」で一致(産経新聞)
女性“おじさん化”4割超が自覚 仕事のストレスで肌荒れ悪化(産経新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。