芸能レポーター

芸能リポーター(げいのうリポーター)とは、芸能人に関した取材を専門とし、記者会見で芸能人などに質問をする記者、およびテレビでのコメントをする人のこと。解説ワイドショー番組を活動の拠点としており、スポーツ紙や週刊誌の芸能担当記者から転身するケースが多い。番組の「芸能デスク」の役職につくリポーターもいて、芸能デスクは取材リポーターよりコメンテーターとしての側面が強い。醜聞を追うスタイルは、よく「他人の不幸で飯を食う」と言われるし実際そうである。近年、本来の活躍の場であったワイドショーが一種の報道番組へと変質し芸能ニュースにあまり時間が割かれなくなってきたとされる。そこで、芸能ニュースのコメンテーターとして大阪や名古屋、はたまた福岡のローカル番組などに出演する機会が増えた。その傾向は以前と比べて強まっている。これには取材に充てる時間が減るというデメリットがある一方、在京テレビ局では様々なしがらみから話すことができない話題でも話せるというメリットがある。藤原紀香と陣内智則の結婚話も、福岡の民放で最初に触れられたのが、その例である。ここ数年は若手リポーターが皆無であり、業界から言えば今後の課題でもある。芸能リポーターの成り手がいないのは、男性最年少の井上公造によると、取材活動の忙しさについていけなくなったり、芸能リポーター間の諸関係に悩んで辞めるということである(記者会見の席順も年功序列で年数の多いリポーターから席が決められている)。また、芸能人やスポーツ選手、そのファンからは、醜聞を追う芸能リポーターは忌み嫌われるため、芸能リポーターにはなりたがらないという事情もある。記者会見における芸能記者は総じて口が達者で、交際中と噂される人との間を聞く、係争中の裁判について聞く、質問の答えが終わりそうなときにかぶせ気味に質問するなど芸能人にも視聴者にも迷惑と思われかねない行動があり、具体的な手法としては、交際中が噂される芸能人には交際発覚後すぐでも「結婚のご予定は」と聞く(否定してもうなづかなくてもその映像を取り上げた番組のコメンテーターが「否定していないので結婚は近いですね」などと都合よく解釈するのが常)、などがある。主な芸能リポーターの出演番組日本テレビ爽快情報バラエティー スッキリ!!井上公造城下尊之ザ・ワイド(※終了) 石川敏男(芸能デスク)駒井千佳子TBSきょう発プラス!(

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